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5病棟(療養介護)

当病棟は障害福祉サービスとして療養介護を行うと共に、医療型障害児入所、医療型短期入所も受け入れています。人工呼吸器を使用している神経筋難病患者さんを中心とし、長期間入院が必要な患者さんや重症心身障害児(者)の看護・介護を行っています。患者さんが見て楽しんでもらえるように病棟内には季節に応じた飾り付けやイベントを行い、より良い療養環境となるように取り組んでいます。

5病棟では人工呼吸器を使用している神経筋難病患者さんを中心とし、長期間入院が必要な患者さんや重症心身障害児(者)も受け入れています。患者さんは症状の進行に伴い、身体機能の低下と同時に心理的ケアが重要です。患者さんが身体的・精神的に安楽に生活できるように信頼関係を基盤とした援助が必要と考え、患者さん・家族の思いに寄り添った温かい看護・介護を目指して日々取り組んでいます。
当病棟は平成29年7月より療養介護事業を開始し、平成31年には医療型障害児入所、医療型短期入所を開始しました。看護師、療養介助員、看護助手と共に療養環境の向上と共に、患者さんやご家族の要望を取り入れた、個別支援計画を立てて患者さんの「その人らしく」過ごせる時間を大切にしています。日々のケアを通し、また、ベッドサイドカンファレンスを通して患者さんの思いを引き出し、患者さんが生きる喜びを積み重ねていけるように多職種とも協働しながら、みんなで取り組んでいます。
現在は新型コロナウイルスの影響のため行うことができませんが、患者さん個々のライフイベントに合わせた外出・外泊などの院外活動も行っています。また、コロナ禍の面会制限がある中で、家族に会えない患者さんが、少しでも季節を感じることができるイベントを企画し、飾り付けを行いながら、自分たちも患者さんと一緒に楽しんでいます。
ご家族も患者さんと同様に直接会いたい、そばに行きたいという思いをがまんしながら長期に及ぶ面会制限に協力してくれています。私たちにできることは限られていますが、家族の来院時に患者さんの様子をお伝えしたり、患者さんがイベントに参加した時の写真にメッセージカードを添えてお渡ししたり、リモート面会の時はできるだけ患者さんの様子が伝わるように考えながら対応しています。
これからも学会認定難病看護師を中心に病棟スタッフ全員が、患者さんの病状を理解し、専門的知識のもと根拠に基づいたよりよい看護・介護を実践していきたいと考えています。そして、患者さん・ご家族と織りなす日々を大切にしていきます。


春の散歩(桜の花見)風景


季節の飾り付け(6月)
パネルの前では記念撮影もします。


夏のイベント(夏まつり)風景