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看護部長あいさつ

看護部長の小笠原あゆみと申します。何卒宜しくお願い致します。
出身は高知県ですが、香川県での勤務は2度目となり、第2のふるさとに帰ってきたと感じております。

高松医療センターは、香川県の難病医療支援ネットワークにおける神経筋疾患分野の拠点病院としての難病医療、結核を含む呼吸器疾患に関する専門医療、高齢者や障がい者にも優しい医療を展開し、地域を支える病院として機能しています。

看護では、病院理念である「私達は患者さんとそのご家族の立場に立った医療の推進に努めます」を実現するために、医療者の心情ではなく患者さんやそのご家族の心情を理解し、その思いに寄り添えるようケアを提供しています。

療養介護病棟では、長期入院生活を余儀なくされている患者さんの入院生活に少しでも潤いと変化を感じていただけるように、季節ごとのイベントを計画し、お花見や散歩を行っています。また、病気の進行に伴い、人工呼吸器を装着し言語的コミュニケーションが図れない患者さんには、透明文字盤を使用し、患者さんの視線の先の文字を読み取りコミュニケーションをとっています。患者さんの視線の先の文字を読み取るには、看護師の卓越したスキルが必要となります。患者さんは、言葉を発する以外でも、自分の意思では手足を自由動かすことができない為、少しのサインから希望や思いをくみ取り、援助することは、看護師が専門職業人としてケアを行うための大前提となります。私たち看護部では、高松医療センターで治療を受けられる患者さんやそのご家族の立場に立ち、患者さん自身の意思決定を尊重し「生きる」を支える看護が提供できることを目指しております。


看護部長 小笠原あゆみ