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院長あいさつ

独立行政法人国立病院機構 高松医療センター 院長 細川等
高松医療センター 院長 細川等

高松医療センターのホームページにアクセスして頂き、ありがとうございます。
2020年初めより続くコロナ禍は未だ出口の見えない状況にあり、皆様大変な苦労を伴いながら毎日を過ごされていることと推察します。当院も大変厳しい環境下で、可能な限りの感染対策を講じながら、病院機能の維持に努めております。

昨年はご挨拶の中で、病院の歩み・変遷や改革について書かせて頂きましたが、その部分は別ページ《病院の概要》に掲載させて頂きましたので、今回は毎年度初めに立てている病院目標のうち、2018年以降の目標を紹介しながら、この数年の動きについて書かせて頂きます。

2018年(平成30年)度 ―5年後を見据えた病院の基盤づくり―

当院は2014年まで、結核ユニット20床を除いた220床のうち120床はALS(筋萎縮性側索硬化症)を中心とした神経筋難病、残り100床は急性期疾患の病棟として運営していましたが、急性期病棟のうち40床を2014年12月から、60床を2018年4月から障害病棟(障害者施設等一般病棟)に転換し、急性期後〜回復期、慢性期までを幅広く受け入れる体制に移行、さらに2017年度から、神経筋難病をはじめとした医療依存度の高い障害患者さんに対して、医療と介護の両方を提供できる「療養介護」を導入することで、新たな病院の形を構築して来ました。このような流れの中で、大きな転換期にあった当院が、5年後には安定した形で障害病棟を運営し地域医療に貢献できるよう、2018年を基礎固めに重点を置く年としました。

2019年(平成31年・令和元年)度 ―心豊か、そして持続可能な病院を目指す―

神経筋難病を初めとした障害の患者さん、結核や慢性呼吸器疾患の患者さん、多くの高齢患者さんや終末期医療を必要とする患者さんと向き合う医療を行う上で、欠かせないのが「豊かな心」である事、そして永く継続していける即ち「持続可能」である事を目指して、病院の改革をさらに推し進める年としました。

2020年(令和2年)度 ―もうひと踏ん張り、小さな積み重ね―

令和2年3月に香川県において最初の新型コロナ感染者が発生して以降、感染動向の予測や新型コロナへの対応が難しい状況の中、9月に院内で新型コロナ感染者が複数発生し、皆様に大変ご迷惑とご心配をおかけしました。当院はこれまで経験した事のない厳しい状況に追い込まれながらも、感染者への対応と厳重な感染対策を講じつつ、何とか耐え忍び、もがきながら「もうひと踏ん張り」と「小さな積み重ね」の気持ちで、令和2年度を乗り切りました。

2021年(令和3年)度 ―コロナ禍での再挑戦―

前年に院内で新型コロナが発生したことで、それまでの感染対策や診療体制を大きく見直さざるを得ない状況に追い込まれましたが、全職員が一丸となって徹底的な感染管理を行い、これまで推し進めてきた新たな病院の機能を堅持し、コロナ禍にあってもゆるがない病院づくりを目指しました。

2022年(令和4年)度 ―自立と自律―

2018年に「5年後を見据えた病院の基盤づくり」を目標としてから5年目を迎えました。最初の2年は目標通り順調に事を運ぶことが出来ましたが、2020年からはコロナ禍の2年となり、当初考えていたよりも遥かに困難な時間を過ごす事になりました。しかし2018年に見据えた5年後の病院の姿を見失わず、まっすぐ前を向いてきたことで、何とか障害病棟の運営を軌道に乗せる事が出来つつあります。5年間という一つの区切りとなる今年度の目標は「自立と自律」です。これまで継続して来た病院改革により、まさしく自立した病院であり続けられるよう、また目まぐるしく変わる医療情勢や環境に適応しながら、自律的に変革・進歩していく病院であり続けられるよう努力して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。