小児科
担当医師
氏名 | 専門分野 | 所属学会・資格等 |
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医師 植月元一 |
小児科、小児神経内科 | 日本小児科学会小児科専門医 臨床研究指導医養成講習会及び災害時 小児周産期リエゾン養成研修 修了 |
小児科の概要
小児科では、現在常勤1名体制で筋ジストロフィーなどの神経・筋疾患や重症心身障害児の診療を行っております。
レスパイト入院、医療型短期入所をはじめとし、在宅患者さんに寄り添う地域密着型の医療を提供します。また、医療型障害児入所施設としての機能も備え、成人へ向かうお子さんの成長を支え、スムーズに成人期医療に移行できるよう支援いたします。
移行期医療
近年、少子化が大きな社会問題となっており、小児人口は年々減少傾向にあります。一方で、医療の進歩とともに、新生児期、小児期の生存率が向上し、日常的に吸引や経管栄養、人工呼吸器といった医療的ケアを必要とするお子さん(医療的ケア児)の割合が増加傾向にあり、厚生労働省が令和1年に発表した統計ではこうした医療的ケアを要する小児はおよそ2万人に上りました。必要な医療的ケアや治療もお子さんによって多種多様となっていることから、当院では、それぞれの病状や生活にあったオーダーメイドの医療を提供します。
さらに、お子さんが成人された後には、成人期特有の疾患を認めることがあるため、これらに対応し、滞りなく医療を提供するために成人科と協力し、「移行期医療」の構築に取り組んでおります。