小児科
担当医師
| 氏名 | 専門分野 | 所属学会・資格等 |
|---|---|---|
| 医師 植月元一 |
小児科、小児神経内科 | 日本小児科学会小児科専門医 臨床研究指導医養成講習会及び災害時 小児周産期リエゾン養成研修 修了 |
小児科の概要
小児科では、現在常勤1名体制で、筋ジストロフィーや脊髄性筋萎縮症などの小児期発症の慢性神経・筋疾患や、重度の心身障がいをお持ちの医療的ケア児・者(重症心身障がい児・者)を中心に、呼吸器リハビリテーションや人工呼吸器管理をはじめとした合併症治療や全身管理を、外来や入院で行っています。
また、このような患者さんの介護負担を軽減し、在宅療養をサポートするために、医療型短期入所、小児レスパイト 等を行っています。
さらに、当院では 医療型障害児入所 の機能も備えておりますので、自宅療養が難しく、長期に入院加療が必要な患者さんの受け入れも行っています。
検査入院“病気を知ろーよ”
筋ジストロフィーや脊髄性筋萎縮症といった小児期発症の慢性神経・筋疾患の患者さんが、生涯を通して安全な生活を送るためには、病状を評価し、適切な治療を受けられることが重要です。また同時に、患者さん自身が病気や起こりうる合併症について正しい知識を持ち、治療やケアを選択できることも、自分らしく自立した生活を送るうえで非常に重要です。 以上のことから当院では、病状評価と自立支援を兼ねた、年に1回、1週間程度の検査入院プログラム「病気を知ろーよ」を実施しています。
移行期医療
近年、少子化が大きな社会問題となっており、小児人口は年々減少傾向にあります。一方で、医療の進歩とともに、新生児期・小児期の生存率が向上し、日常的に吸引や経管栄養、人工呼吸器といった医療的ケアを必要とするお子さん(医療的ケア児)の割合が増加傾向にあります。
こうしたお子さんは、生涯を通して、原疾患の治療やさまざまな合併症治療を受ける必要がありますが、受けている医療的ケアや疾患そのものの複雑性から、特に小児診療科から成人診療科への移行時期に十分な医療の提供が困難なことがあり、重大な社会問題となっています。
特に、小児期から重度の身体障がいがあり、医療的ケアを必要とする患者さんでは移行期の問題が顕在化しやすく、このような患者さんに移行期を超えて滞りなく医療を提供するために、成人診療科と小児診療科が協力して「移行期医療ネットワーク」の構築に取り組む必要があります。
当院では2026年4月に、移行期医療を推進し、患者さんやその支援者が移行期に関わる問題を相談できる院内部署として、「移行期医療支援室“いこーよ”」を開設しました。
また、重症心身障がい児(者)を対象に、移行期に起こりやすい合併症を適切に診断し、治療につなげ、安全な在宅療養をサポートするための検査入院プログラム「移行期サポート入院」を行っております。
